アメリカに不動産など資産をお持ちの方、リビングトラストで賢い相続対策、資産計画を!

リビングトラスト

 

 

 

 

ウルトラトラスト

ウルトラトラストというのは、法律的に正式な名前ではなく、通称です。ティッシュペーパーをクリネックスと呼んだり、コピーをゼロックスと呼んだりするようなものです。

ウルトラトラスト(Ultra Trust)の正式名は、Intentionally Defective Domestic (Irrevocable) Grantor Trust です。あまりにも長いし奇妙な名前なので、ウルトラトラストと呼ぶか、正式名のイニシャル縮めて、IDGTとか、IDITなどと呼ばれています。

ウルトラトラストには、アセットプロテクションと、相続税を完全に回避するという、2大効果がありながら、普通のイレボーカブルトラストより、フレクシブルであるという利点があります。

このトラストは、相続税の観点からはイレボーカブルトラストですが、所得税の観点からはレボーカブルトラストであるという、きわめて稀な特徴を備えています。

相続税の観点からはイレボーカブルであるため、グランターが亡くなったときに、相続税がいっさいかかりません。また、イレボーカブルトラストであるために、このトラストが所有する財産は、個人の財産ではなくなり、個人あての訴訟や債権者から、守られます。

また所得税の観点からはレボーカブルであるため、トラストの所得も、グランターの個人の税金申告に加えて、個人の税率で申告します。従って、個人の税率より高いトラストの税率を使う必要がなく、節税になります。

ウルトラトラストに入れる資産として適しているのは、銀行預金や株券、債券などの資産と、自宅として居住している不動産、そして生命保険です。ウルトラトラストは、ILITが持っている機能を全て備えているので、別途にILITを作る必要はありません。また、ウルトラトラストは、トラストの中では唯一、Sコーポレーションの株式を保有することができるトラストです。アパートや商業不動産などは、リスクが高い資産ですので、アセットプロテクションの観点から、ウルトラトラストに直接入れることは避けて、LLCやFLPなどの法人に所有させ、その法人をウルトラトラストに所有させる形をとるのがよいでしょう。

なお、個々の事情により、トラストの利用法や最適なプランのたてかたは異なりますので、アセットプロテクションまたはエステートプランニング専門の弁護士に相談されることをおすすめします。

 

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